「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」 リリー・フランキー [小説]
映画にもなった、ドラマにもなった。
話題の一冊。
へそ曲がりの私は「話題です!売れに売れています!」なんて聞くと
なんとなく遠ざけたくなる・・・
専業作家でもない有名人がなんとなく書いた本でしょ、なんて。
思ってたけど!
すいません、リリーさん!
すんごい良かったです!
リリーフランキーさんの自伝小説なんだけど、
普通に書けば苦労人のオカンの半生を、オカンのユニークなキャラクターと
淡々としたリリーさんの文章で、優しく描いてあります。。
オカンが亡くなるところでは、涙と鼻水が止まらずに
ティシュを押し当て過ぎて、翌日は目が腫れ、鼻の下の皮膚がめくれて
悲惨な形相に・・・
最近、親孝行していない人は必読の一冊。
そして読む日は翌日の予定のない日を選ぼう!
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