「青が散る」 宮本 輝 [小説]
一言で言うと「ザ!青春!」
大学時代は小説ばかり読んでいました。
当時、宮本輝さんは大好きで、よく読んでいました。
宮本輝さんの本の中で、私が一番好きな小説がコレ。
初めて読んだ大学1年生の時、これからの学生生活に思いを馳せて
ワクワクしたのを覚えています。
部活 ・ 恋愛 ・ 友情 ・・・
大学時代に自分と重ねて読めたのが、卒業して10年経た今は
「大学時代にもっと真剣に何かに打ち込んどけばよかったー」
という微妙な後悔を味あわせてくれる1冊・・・
* 主人公の遼平くんは、部活のテニスに熱中。別名「テニスコートの青春?」
なんて自分のことはおいといて。
青春の鮮やかさや切なさを存分に味あわせてくれる小説です。
本書は約20年前に書かれた本。
10年前の大学生の私が読んだ時はあまり違和感を感じなかったけど、
今の大学生さんが読むと、古めかしく感じるかもしれない。
ネットもケータイも、もちろんなし。
しかも今の大学生さんたちはお酒も飲まないらしいし。
ノリや、やけくそで飲み過ぎて3日酔い、とかも経験しないのかなぁ・・
無駄なことや馬鹿なことほど、思い返したら楽しいのにね。
2009-05-13 23:27
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0